icci KAWARA PRODUCTS のアートディレクターでもあるハイロックさんが、11年ぶりに本を出版されました。
KAWARA PRODUCTS のハイロックラインもご掲載頂いております。
ページに並んだカッコいいアイテムを見るだけでもわくわくしますが、
ハイロック流の「モノを選ぶ」ヒントがぎゅっと詰まった楽しくてためになる本です。
icci KAWARA shop でもお取り扱いしておりますので、是非お手に取ってみてください。
【 HIROCK MANIA BOOK 】
定価1,980円 (税込)
単行本140ページ
ハイロック11年ぶりとなるモノ紹介本
アメリカ、IKEA、透明なもの、キッチン、デスク周り、電化製品、ダイナーなど28のテーマに区切り168品番、200以上のアイテムを掲載。
僕ハイロックのモノ本一冊目『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』が発売されて11年が経ちました。その間も何度も続編を書くチャンスはありました が遂に今日まで来てしまいました。最近ではミニマリストというワードをよく 耳にして、そのたぐいの本やブログ、YouTube を見ることがありますが、そん な美学を認めつつも、“ やっぱりモノってすばらしい ”。というのが『I LOVE FND ボクがコレを選ぶ理由』の発売から11年経った今の答えです。11年前の本の冒頭でもまったく同じことを言っていて今もまったく変わらぬ気持ちです。その裏には「モノを持つこと、持たないこと」の葛藤があり、だからこそ 持つのであれば待たないことを上回る理由が僕には必要なのです。逆に言えば持つ理由があるからこそたくさんのモノを所有しているのです。この本を発行するにあたり身の回りのモノを吟味しながらそのモノを選んだ理由、買ったときの気持ち、いつどこで買ったのか?、お店の風景、隣り合うモノとの関 係性などさまざまなストーリーが頭を巡りました。いつの間にかその思い出に 浸りながらニヤニヤワクワク幸せな気分に包まれていました。「モノ本とは何 か?」モノを紹介する者にとって永遠とも言えるテーマです。この本の中には モノの羅列とともに前述した僕とモノとのストーリーをぎゅっと詰め込んであります。モノは人を映す鏡であり、ともすると僕ハイロックの断片的な自伝のような役割を果たす本なのかもしれません。読み方は人それぞれかと思いま すが、紹介されているモノが単に一品手元に増えるのではなく、考え方を学びあなた自身がモノを選んで、そのモノとあなたによる素敵なストーリーを紡いでもらえたら最高に嬉しいです。もしあなたがモノ本を書くのであればモノのことだけじゃなくって、素敵なストーリーを僕に聞かせてくださいね。
ハイロック